今日は親友の命日でした。
そして今でも私は「後悔してもしきれない過去」を振り返り、
毎年、この日は1人で懺悔しています。
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あれは19年前の寒い夜…。
当時、私は次男を産んだばかりでした。
そして、ある試験を受けるため、夜遅くまで勉強をしていました。
ある日の夜中2時、
突然、我が家の電話が鳴りました。
彼女からでした。
「どうしても今、声が聞きたかった」と、泣きながら電話をかけてきたのです。
家庭内でとても辛い問題が起こったようでした。
辛そうだったので「今から行こうか?」と聞きました。
でもその時、同時に頭の中で「困ったな…」と思いました。
彼女の家まで車でおよそ1時間…。
寒いし、夜遅いし、翌朝仕事だし、寝ている次男が起きて泣いたら面倒だな…と。
しばしの沈黙後、「大丈夫…」と彼女が答えました。
私には、その言葉がうそだとわかっていました。
でも、その言葉に甘んじた…。
その2日後、彼女が自宅で倒れて救急搬送されたと連絡がありました。
何度も心停止し、ICUで絶命の危機にあると…。
駆けつけた私の目の前には、
ICUのベッドに意識を失ったまま横たわり、人工呼吸器に繋がれ、
たくさんの機器に囲まれた、変わり果てた姿の彼女がいました。
心電図のモニターには「重症不整脈」の波形が続き…。
急性のストレスによる、心筋梗塞でした。
しかも最初の誤診から初期治療が遅れ、まさに手遅れ状態…。
あぁ、何て私はバカだったのだろう…。
何であの時、すぐに彼女の元に駆けつけなかったのだろう…。
後悔しながら5日間、私もICUで過ごしました。
彼女の手を握り、何度も「がんばれ!」と声をかけながら、
彼女と一緒に過ごしました。
でも、当時の私は乳幼児2人を抱えている母親でした。
仕事も放り出していました。
慌てて家を飛び出して5日、
その間、何度か子供たちの様子を見に家に帰ろうとしました。
でも、そのたびに彼女の容態が急変し、すぐに病院にUターン…。
離れることができたのは、親族の方に近くのホテルに連れて行かれた時だけ。
結局、怖くて病院を離れることができませんでした。
5日目、様子を知らせるために自宅に連絡を入れると、
さすがの夫や母も電話口の向こうでキレていました。
「自分の子供を放り出したまま、一体いつまでそこにいるつもり?」
「あなたのわがままで、みんなが迷惑してるのよ!」
精神的にも、肉体的にも、状況的にも、
もう、限界でした…。
そして、その夜、
必死で頑張っていたであろう彼女に、私はついにこう言い放ちました。
「もう、頑張らなくていい…」
その数分後、彼女の血圧は突然下がり、
彼女はそのまま帰らぬ人になりました…。
運命のいたずらから、人生で8回も名字を変えなければならなかった親友。
でも、そんなことを気にもしない素振りで、いつも明るく振る舞っていた親友。
いつもいつも、私をずっと励まし続けてくれた、大切な親友。
そんな彼女を、私は自分の弱さと身勝手で2度も見捨てました。
そして、最後にかけがえのない友を失いました…。
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自分がした事の重大さと、あまりの愚かさが情けなくて、
悔しくて、悲しくて、腹だたしくて、毎日泣いて、泣いて、怒って、怒って…。
最後は「うつ病」になりました。
でも、どんなことをしても彼女は2度と帰ってきません…。
その時、自分に誓いました。
「もう2度と『○○すればよかった』と後悔するのだけは止めよう!」
「もう2度と『大丈夫』という言葉を信じるのは止めよう!」
「もう2度と、自分に伸ばされた手を自分から放すのは止めよう」と…。
もう2度と、あんな辛い後悔はしたくない…。
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毎年、この日が来ると思い出す歌があります。
中島みゆき「with」
⇒歌詞はこちら
誰だって旅くらいひとりでもできるさ
でも、ひとりきり泣けても
ひとりきり笑うことはできない…。
この歌を聴くたび、
「with その後へあなたの名を綴っていい?」
そう、彼女に言われているような気がします。
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真理…。
今日ね、あなたと同じタバコを吸ってる人がいたよ。
あなたの匂いがして、懐かしくて、懐かしくて、
私もそのタバコをもらって吸った…。
そしたら、思わず泣けてきちゃったよ…。
真理…。
会いたいよ!!
もし、もう一度会えたらあなたをいっぱい抱きしめて、
いっぱいいっぱい抱きしめて
あの時、助けられなくてごめんって、
あの時、見捨ててごめんって、
ひとりぼっちで逝かせてごめんって、
あなたが許してくれるまで、ずっとずっと謝り続けたい!
そして、もう決してひとりぼっちにしないと誓いたい…。
そして、もし許してくれるなら、
私はもっともっと強くなって、もっともっと優しくなるから、
もう2度と、決してあなたを1人ぼっちにはしないから、
生まれ変わってもまた親友になってって、
心の底から頼みたい…。
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